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「JAPAN在線スペシャル」
春、夏、秋、冬…日本は明確に四季を感じられる、世界でもまれな国です。そして、日本ではその四季折々の独自の文化が生まれました。そこで、本特集では、日本の四季をベースに、春、夏、秋、冬それぞれの祝日、レジャー、食、文化を説明します。
春分の日(移動祝日) 3月21日前後
春分点を太陽が通過する日。墓参りなどが行われる。

昭和の日 4月29日
最も新しい祝日。昭和天皇の誕生日に由来する。

憲法記念日 5月3日
「憲法の施行を記念し、国の成長を期する」を趣旨とする祝日。

みどりの日 5月4日
自然に親しみ、感謝し豊かな心を育む」ことを趣旨とする。

こどもの日 5月5日
元は端午の節句で男子の成長を願う日。今は子供の成長を願う日。
こどもの日(端午の節句)では、軒先にこいのぼりを立てたり、鎧かぶとなどを飾ったりしてお祝いします。
4月の終わりから5月の初めにかけて、国民の祝日が集中することから、日本ではゴールデンウィーク・大型連休(GWと略すこともあります)といって、人々は長期の休みをとったりします。その連休を利用して、日本国内や海外旅行などを楽しみます。日本では、基本的に祝日が日曜日などの他の祝祭日に重なった場合、翌日を休日とするハッピーマンデー制度を取り入れているので、祝日の多いこの時期に長期の連休になることが多くなります。
みんながこの時期を利用して国内を移動するため、高速道路などがしばしば渋滞し、ニュースとなります。
新キャベツ、新じゃがなどなど、この季節にとれた初物が出揃ってくるのが春です。キャベツ、ジャガイモ、玉ねぎなど、春以外でも獲れるものはありますが、この季節、特に“新○○”と名前のつくものは、やわらかく、甘みがあるなど、とても重宝されます。レストランでも、これらの食材を使用した特別メニューが展開されるほどです。
“新○○”に弱い日本人。その他、初鰹などの“初○○”も、ブランド品並みに扱われる言葉です。
日本では、3月の終りに卒業、4月の初めに入学のシーズンを迎えます。9月に入学式が行われる欧米とは違い、春の行事に位置付けられています。その為、出会いと別れの季節として、みな、忙しくなってくる時期になります。日本の学校教育システムは基本的に小学校が6年(4月1日時点で満6歳の子供は入学)、中学校・高等学校が各3年、大学が4年制となっています(専門学校などはその限りではありません)。
春の行事としての入学式。桜の花びらが散る中を、大きなランドセルを背負って小学校の門をくぐるシーンがみられます。
海の日(移動祝日) 7月第3月曜日
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨とする祝日。7月の第3月曜日がその祝日となっています。
世界中でも海を祝日としているのは日本だけとか。海に囲まれた日本ならではの祝日ですね。
夏祭りなど、日本ではレジャーに事欠かない季節が夏です。海の日があるように、夏のレジャーといえばやはり海水浴。毎年、多くの人で海岸はにぎわいます。また忘れてはいけないのが花火です。鉄砲伝来の16世紀に日本にやってきて独自の進化を遂げた花火。その美しさと打ち上げの技術は世界一とまでいわれてて、この時期には各地で大きな花火大会が催されます。
秋田の全国花火競技大会、茨城の土浦全国花火競技大会、新潟の長岡まつりが日本三大花火大会といわれています。
高温多湿の日本の夏。その気候を楽しむ様な食文化がざるそばやそうめん、冷やしうどんなどの冷たい麺類です。そうめんは奈良時代に唐から伝来したとされ、日本での独特の食文化を築きあげました。また暑い時期を乗り切るために、ウナギを食べるのも夏の食習慣のひとつです。ウナギにはビタミンBが豊富に含まれていて夏バテ、食欲減退の予防効果が期待できるそうです。
清涼感を求めて、さっとゆでてきゅっと冷水で冷やしたそうめんが日本では定番の食べ方です。
日本の夏といえばお祭りです。お盆をはじめ、都会から人々が故郷に帰省する時期に、多くの地域で夏祭りが催されます。祭りには花火をはじめ、夜店(屋台)や太鼓ばやしなど、人をわくわくされる何かがあります。夏の渇水防止や秋への収穫への祈り、そしてお盆という祖先の霊を祀るなどの意味から、この時期に祭りが多く催されるのでしょうか?
春の終わりから夏にかけて日本各地でお祭りが催されます。秋祭りなどもありますが、やはり祭りは夏です!
敬老の日(移動祝日) 9月第3月曜日
老人を敬愛し長寿を祝う日。この日から1週間が老人週間となる。

秋分の日(移動祝日) 9月23日前後
地球が秋分点を通過する日。秋の墓参りをする人が多い。

体育の日(移動祝日) 10月第2月曜日

文化の日 11月3日
1964年の東京オリンピックの開会式の日(10月10日)に由来する。

勤労感謝の日 11月23日
「勤労、生産を、国民がお互いに感謝する」という趣旨の祝日。
日本独自の記念日。長年、社会に尽くしてきた年長者を敬愛するという祝日で、祖父母に贈りものをする習慣も。
空に、車に、鉄道に…日本の秋は“レジャーの秋”といってもいいほど、人々が観光などに出かけるシーズンとなります。過ごしやすい気候が続くことや、ハッピーマンデー制度の影響で、3連休、多い時には5連休になるなど、春のGWに次ぐ大型連休となる人もいます。国内の山々へ紅葉を見に、そして海外へと、小旅行へ出かける人々で、空港、駅、バスターミナルがにぎわいます。
2009年の秋は暦がよく、通常でも5連休となる人たちが多いようです。シルバーウィークとよばれることも!
食欲の秋といわれるほど、海の幸、山の幸がおいしくなるのが日本の秋です。何といってもサンマをはじめとした海の幸。「秋刀魚」とも記される秋の味覚の代表選手は、産卵のため、日本列島の太平洋側を通過するこの時期が、脂がのって一番おいしいといわれています。また、山の幸の代表選手は、日本でもなかなか手に入れることができない松茸です。またその年に収穫されたお米・新米もこの季節です。
日本各地でサンマ祭りが催されるほど、日本の秋の食卓とは切り離すことができないのがサンマの塩焼き。
日本でも、中国の月を愛でる習慣を取り入れた、月見の文化があります。特に“中秋の名月”といい、北半球では月が最も明るいとされる9月の満月に、ススキ、団子、お神酒などを飾って、豊作を祈る風習が残っています。また、月見うどん(うどんの中に入れた玉子の黄身を月にたとえて)など、月見にちなんだ食べ物もたくさんあります。
マクドナルドの目玉焼きが入ったメニューが月見バーガーなど、形を変えても現代に残るのが月見の文化です。
天皇誕生日 12月23日
在位中天皇、今上天皇の誕生日を祝う日。皇居では一般参賀も行われる。

元日 1月1日
日本のニューイヤーの呼び名で祝日。この日の日の出のことを元旦という。

成人の日(移動祝日) 1月第2月曜日
日本各地で新成人となった人々を祝う日。成人式という会が催される

建国記念の日 2月11日
国を愛する心を養うという祝日。日本書記にある神武天皇が即位した日に由来。
1月1日~3日(三が日)を特にお正月といって、特別な行事が行われます。商店街などは一斉に休みになることも。
日本の冬のレジャーといえば、やはり雪にちなんだもの、スキーが一番でしょう。通常のゲレンデでは、11月の中旬から3月の中旬頃までがスキーシーズンといわれています。また、標高の高い地域(志賀高原など)では5月下旬のゴールデンウィーク頃まで、滑ることができる場所もあります。日本人のみならず、中国、韓国をはじめとした外国からのスキーヤーでゲレンデはにぎわっています。
日本の豪雪地域では、あまりにも雪が多すぎて冬場のスキー滑走を中止するゲレンデもあるとか。
寒さ厳しい日本の冬の胃袋を温めてくれるのが鍋料理です。居酒屋などでのお酒の席でも、冬の料理の主役となります。山の幸、海の幸に恵まれている日本では、各地にご当地自慢の食材を利用した鍋料理が存在します。コンビニエンスストアでは一人前用の鍋料理を販売しているなど、日本人には外せない冬の定番料理なのです。
鍋料理の時に、その場を仕切る人を“鍋奉行”と言ったりと、とにかくなじみの深い料理です。
20歳になった新成人が、自立し、大人の社会への仲間入りを自覚するようにととり行われる儀式が成人式です。1月15日が成人の日としてこの儀式が行われる日で、男性はスーツや羽織はかま、女性は着物などの正装でこの儀式に挑みます。近年では、この儀式がお酒の解禁日と勘違いした新成人などで、せっかくの式が台無しになることもあります(日本では満20歳から、酒、たばこが許されます)。
地方によっては、帰省しやすいお正月やゴールデンウィーク、お盆などに成人式が行われるところもあります。
祝日ではないけれど
日本人にとって大切な記念日
この特集で述べてきた祝日以外に、日本ではさまざまな記念日があります。それが2月3日に行われる“節分”、3月3日のひな祭り、7月7日の七夕祭りなどです。日本独自のものから、諸外国から伝わり、日本独自の変化をとげたものなどたくさんあります。郷に入っては郷に従え…日本では日本流の記念日の過ごし方を楽しんでみるのもありかもしれませんね。

節分(2月3日)
邪気をはらうために、豆を撒いたり柊の枝にイワシの頭を刺したものを玄関に飾ったりする。豆まきの掛け声は「鬼は外、福は内」(地域によって異なる)。

ひな祭り(3月3日)
女子の健やかな成長を願う祭り。各地で特色はあるが、ひな人形の段飾りや桃の花を飾り、白酒などを飲んだりする。

七夕(7月7日)
本来は中国の行事であったといわれる。日本では願いを書いた短冊を笹の葉に飾ると願いがかなうといわれる。


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